白内障の手術費用には幅があります
日本は健康保険制度が充実していますので、誰もが安心して医療機関を受診することが出来ます。
けれど手術を受けるとなると、やはりいつもの通院時よりも費用が掛かってしまうのは仕方がないことです。
物が見えづらくなる白内障は世間一般にも良く知られた疾患の一つで、身近な人が患ったことがあるという人も多いでしょう。
特に高齢者に多い疾患で、誰もが患う可能性があります。
手術を受ければ高い確率で治癒しますので、白内障と診断された人の多くが迷うことなく手術を受けます。
けれどそこで気になるのが費用のことです。
眼内レンズをどのようなものにするのか、片目だけ治療するのか、両目だけ治療するのか、日帰りするのか入院するの可で、大きく変わって来ます。
まず健康保険が適用される眼内レンズを入れる場合は、保険の負担が1割の場合は約2万円程、2割の場合は約4万円程、3割負担の場合は約6万円程と、それほど高額という訳ではありません。
保険適用外の多焦点レンズは遠近両用レンズになっていて非常に見やすく感じるものですが、厚生労働省から認可されていないレンズを入れる場合は全額自己負担になります。
そのため40万円から50万円程することが一般的です。
しかもこれらの金額は片目のみの場合なので、両目にレンズを入れる場合は倍の金額がかかります。
どのようなレンズを入れるのかについては、主治医とよく相談した上で決めましょう。
そして費用を出来るだけ抑えたい場合は、入院せず日帰りすることをおすすめします。