間質性肺炎に注意が必要な漢方薬
漢方薬は一般的に副作用の出にくい薬と考えられています。
しかしながら種類によっては重篤な副作用を起こす薬も存在します。
ここでは間質性肺炎の副作用を引き起こす可能性のある薬剤について解説します。
間質性肺炎の副作用が起こることで有名な漢方薬は小柴胡湯です。
特に小柴胡湯とインターフェロンとの併用によってこの副作用が起こりやすくなることが知られています。
このことから小柴胡湯の添付文書ではインターフェロンとの併用は禁忌と記載されています。
間質性肺炎の初期症状としては発熱、咳嗽、呼吸困難などが起こるので、服用中にこのような症状が現れた場合には早めに医師に相談するようにしましょう。
病院の検査では肺音異常、胸部X線検査での異常も生じます。